- 2024/11/21
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玩具はなあ
なんと、ちょうど今私が読んでいるところがその「玩具箱」のところでびっくりです!!(本当はこんな最初のところ今頃読んでたらだめなんですが)
しかもここから2、3日先に進めないでいたので、こうして話題を提供していただき助かりました。
読んでいるのは「大修館シェイクスピア双書」という、原文に注釈をたくさんつけたものです。
this distracted globeの部分は、
①錯乱した頭②乱れた世界③グローブ座
という意味にとれると書いてあります。
そして「グローブ座の記章が、天球(globe)を肩にかつぐヘラクレス」とも。ヘラクレスとはハムレットの理想だという説は河合祥一郎の本にも書いてあるので、自分が狂った世界を担いでいる比喩なんでしょうね。
玩具箱とは書いてないし、訳者さんのイメージが飛躍してしまったんでしょうか〜。
ところで、グローブ座に気になってできた年を調べたら、
ちょうどハムレットが書かれたと言われる年の2年くらい前でした!
ということはヘラクレスの記章のついた劇場で、この台詞を俳優さんがしゃべり、それをグローブ座に来ている観衆が聞いていた、という図になってちょっと興奮してしまいました!!
衣装箱とオフィーリアはこの劇のオリジナルでしょうかねー
原作にはト書きもないし。そういわれればなんで彼女なんだろう?
この時点では父ポロニアスから、ハムレットとはつき合うなと言われたはず・・・
当時、女性の地位が低かったとはいえ、若い未婚の女性が女中でもないのに服を着せてあげたりしたの不思議。
お役に立ちましたか!?
- WINT
- (2015/10/30 23:26)
wikiを見たら、シェイクスピア作品が多く初演されていたようですね。なるほどね~。
これも河合氏だったと思うんですけど、墓掘りの “イングランドは気違いばかりだから” みたいなセリフを聞いた当時の観客は大受けだったろうって話しなんですけど、これが現在のライブ等のMCでご当地ネタを挟んだ、お客さんに対するサービスみたいだなあって感じたんですよね。
「globe」にもそういった計算がありそうですよね。
400年前の戯曲に当時の「ライブ感」というんでしょうか、観客の反応を見つつ舞台を造りあげていくっていう、そういうものを感じました。
わー、なんだかちょっと「ハムレット」の世界が広がったみたい~。
今回のベネレットでは、オフィーリアとの関係が従来よりも親密ではないですか?そんなふうに見えますが。その辺も気になっているんですよね。
墓のシーンでどんなにハムレットが「オフィーリアを愛していた!」って言っても、ホントにぃ~?って疑う気持ちが消えなかったんですけど、ベネレットはそのあたりの私のモヤモヤを晴らしてくれるのでは!?と期待してるんです。
しかし、全然予習が間に合いません。
「ショーン・オブ・ザ・デッド」を見てしまいました。
しましまさんもhedgehogさんもちゃんと勉強して偉いなあ!!
グローブ座とヘラクレスの画像を貼っときます。
そういえば
- WINTさん
- (2015/10/30 23:24)
- [コメントを編集する]
でもいまひとつヘラクレスの偉大さが分からない・・・。
たまに失敗してるし。