- 2025/01/18
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*カササギは悪魔の血の滴を、その舌の下につけて運ぶ鳥。
*ヨーロッパでは不吉の鳥とされている。ノアの箱船に乗らず、人間が洪水で溺れるのを、
空のうえからケラケラと笑いながら眺めていたけしからぬ鳥となっている。
*魔女が外出するとき、カササギに姿をかえるという伝説が、北欧にある。
*フィンランドにはカササギは悪魔が創造した鳥で、その後神が認めたという伝えがある。
*フィンランドには、カササギは神の意志に逆らって人に翌日死ぬことを告げたので、
神はその禁を忘れさせないためにと舌を抜き、長い尾をつけたという由来譚(たん)がある。
カササギのイメージ、最悪じゃん!!
どう考えても結婚式に使う鳥じゃないでしょうよ!
どうやらこの鳥がまだら模様なのが邪悪である!と考えられていたようです。
上記にもあるように洪水で溺れている人間を笑ったり、キリストの死を悼むのを拒否したりしたので、罰としてあんな模様になったんだ、と。
それに鳴き声もけたたましくて、ちょっとうるさい。
それも忌み嫌われた理由のひとつかもと思いました。
アジアでは反対に縁起のいい鳥とされているらしいので、所変わればって感じ。
織り姫・彦星もカササギのお陰で一年に一回逢瀬を楽しめるわけですしね。
で、改めて「なんでだ」と思うわけです。
「ライヘンバッハ」でもう一カ所「カササギ」の出番があったよ、というのを見つけました。
ジョンがシャーロックのお墓に来たシーンです。
このシーン、確認したんですけどどうでしょうかね。小鳥のさえずりとカラスっぽい鳴き声は分かるんですけど、カササギの声は・・・してるかなー。
シャーロックのアップのシーンで聞こえてる鳥の声がカササギなのか?
そうだとはハッキリと言いきれないですが、でも、この指摘をみてもしかしたらモリアーティだけでなく、シャーロックも「カササギ」なのかもしれないなと思いました。
モリアーティ曰く “ You're me. ” ですしね。
白と黒のまだら模様は「光と影」「聖と邪」、もしくは「天使と悪魔」が入り交じったものなのでは。
ジョンとメアリーの結婚は、二人が主役ではありますが、シャーロックにとってもターニングポイント的な大事な儀式でしたでしょうし、場のあちこちに「シャーロック」が居てもおかしくないんじゃない?
さて、「SHERLOCK」でちょくちょくモチーフとして使われるマザーグースにも「カササギ」が出てきます。
One for sorrow,
Two for luck; (or mirth)
Three for a wedding,
Four for death; (or birth)
Five for silver,
Six for gold;
Seven for a secret,
Not to be told;
Eight for heaven,
Nine for [hell],
And ten for the devil's own sell
時代とともに歌詞は変化しているようで、違うバージョンもありますが、こちらは割と古いものだと思います。
You tube では新しい歌詞になってますが、「I Saw Eight Magpies 」というタイトルで探すとありますよ。
「一羽で悲しみ 二羽で喜び」って・・・うわーん!シャーロックぅ!
「三羽で結婚」ううううう・・・シャーロック・・・。
そして、「四羽」!意味深!
どうなるS4!