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ラブ・アクチュアリー

札幌シネマフロンティアに問い合わせのメールをしたところ、「現状上映が行われるかは未定でございます」と、テンプレなのねって感じの返事が届いた。
未定でございますけど北海道だけ上映がないっておかしいでしょ。
2月までまだ時間があるから待つけどさ!がんばってよ。シネマフロンティア。
もーっとガンバってついでに「ハムレット」もやって。

ホームズさんの代わりに、ここのところ我が家では「コリン・ファース祭り」が開催中。
「高慢と偏見」から始まって、「ブリジット・ジョーンズの日記」「英国王のスピーチ」そして「ラブ・アクチュアリー」。
どれも良かったんだけど、最後に見た「ラブ・アクチュアリー」が予想していたのと全然違っていた。もっとお腹を抱えて笑っちゃうようなコメディーだと思ってたのに、見た後気持ちが「ふわんふわん」して幸せになる映画だった。
クリスマスの夜に劇場で見て、大通りのイルミネーションの中を歩きながらあーおもしろかったね、ちょっとお酒でも飲んで行こうかって言って、(ビールじゃなくて)ワインでも飲みながらenoughってなんだよーいや彼がenoughって思えるんならいいんだけどさー切なすぎるだろー!みたいなおしゃべりをぐだぐだとしたくなるような映画。女友達と。夫はだめだ、彼には「ふわんふわん」が理解できないに違いない。

俳優陣がとにかく豪華。
脇の人たちも「あれ?みたことあるな」という人がてんこ盛りで出演してる。(「ホーキング」のお父さんとか、「ダーゲット」の耳を撃たれてバスタブに落としちゃう人とか)

で、この豪華俳優陣19人によるラブ・ストーリーがそれぞれ展開していくんだけれども、「ああ、わかるわかる」「初恋ってそうだよねー」とかどれにも感情移入できちゃう。

コリン・ファースのお話は、颯爽とお姫様を迎えに行く王子様のよう。この人は、ラブ・ロマンスなストーリーではこういうキャラを演じることが多いのだろうか。なにしろ「キングスマン」で初めてコリンを意識し始めたから、こういう路線なのはちょっと意外。たまたまロマコメ系に偏って見ているだけなのかもしれないけどね。あっ!そういえば「裏切りのサーカス」にも出てたじゃーん!

それから、アラン・リックマン夫妻の話は、自分と年齢が一番近いカップルなせいか考えさせられてしまった。
若い時に出会ってお互いその魅力に惹かれても、時間が経つと肉体や精神は老いるし、惰性もでてくるし、それが変質してくるんだよね。でも、他人から見ればその時間とともに変質したものは、違った輝きにみえることもあるわけで。

途中、「うちのオトウサンは大丈夫かい」とN子に突っ込みを入れられる。
父は(多分)大丈夫。でも、母はカンバーバッチ氏にプロポーズされたら断れないと思う。オトウサンが青い目になってもいい?と答えたが、冗談半分どころじゃなく8割くらい本気だ。

とにかく切なさが残ったのはアンドリュー・リンカーンの話。
見たことあるなーと思ったら「ウォーキング・デッド」で主演してる人だ!この間1話だけ見た!
うーん・・・enoughなの?enoughって思うしかないもんね。でも切ないな~・・・。
この辺は誰かと語り合って心を落ち着けたい。お酒を飲みながら。誰かって言っても夫じゃだめなんだけどね。





マーティンのは・・・一体なんの撮影なのさ・・・?
でもスタンド・インだしね・・・上半身と下半身で別々にビジネス・ライクでいいんだよね・・・。いろいろとアレな体勢のままで、前だったり下だったり上だったりする女性と会話するのが可笑しい。
「胸揉んで」って指示を出された時に、「手が冷えてるから」って言いながらはあーって息を吹きかけて両手をゴシゴシして温めてから胸に手を添えるのが、彼の優しさ・心使いを感じられていいなって思った。いろいろアレな現場だけど。




他にもあるけど、コリンの話とアンドリューの話が好きだな。
もう年齢的に恋とか愛で気持ちが揺れ動くことはそうそうないけど、たまに「ふわんふわん」な気分になるのもいいね~っていう映画でした。
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来ないのです

ヴィクトリアンなシャーロックさんは北海道には来ないのです。
北海道は日本じゃなかった・・・。海外だった・・・。

沖縄は上映されるのに。
シネマフロンティア、TOHOの運営なのに。
なんでなんだよう~。

正典を(ちょっとだけ)読む

「シャーロック」の映画情報がなかなか出ない。チケットの発売、今週末からでしょ?
「全国」って謳っているから安心してたけど、もしかしたら北海道は「全国」ではないのかもしれない。地続きじゃないし。やっぱり北海道は海外なのかもしれない。うーむ・・・。
ジョニデ主演だしそんなことあり得ないよね~、でももしかしたら「ブラック・スキャンダル」も危ういの?・・・と心配してたけど、こちらは上映予定作品として名前が挙がっていたからとりあえず一安心。



そんな感じで映画版のヴィクトリアンなホームズさんと会える日はいつになるかわからないけど、その代わり正典のほうのホームズさんを最近読み始めた。
半年経ってもほとんど使っていない・使いこなせてないiPhoneに、「iBook」というアプリがあるのに数日前に気がついたのだ。
本は「紙」で読みたい派なので、わざわざお金を払ってiPhoneで文章を読む気にはならないし関係ないわあ~なんて思っていたら、無料のモノの中になんと「コナン・ドイル全集」が!
なので、早速ダウンロード。印刷されていない本を読むって初めてだけど、意外と違和感ないもんだね。ぺらり、とページをめくる感じが「本」みたい。

まずはホームズとワトソンの出会いの話である「緋色の研究」を読んでいるのだけど、スゴいね!あちこちに「シャーロック」がいるんだよ!
ワトソンがホームズという人間を描写する時、ホームズが事件現場の中を動き回る時、兎に角あっちにもこっちにも「シャーロック」がいる。
当たり前っちゃあ当たり前なんだけど。
「シャーロック・ホームズ」のファンが初めて「シャーロック」を見た時の気持ちもこんなふうだったんだろうか、私は今それを追体験しているのだろうか、なんてことを思った。

原作があるものを映像化する時、見ている側はどこまでイメージを近づけられるかが楽しみだったりする。1作目の「ハリー・ポッター」なんて、わあ~原作そのままだーなんて思いながらみてたなあ。
「シャーロック」に関してはもうファンによって語られに語られつくした感があるとは思うけど、こうやって自分で正典を読んで改めてモファット氏&ゲイティス氏のホームズ愛って深いなあ・・・と理解できた感じ。
単純に原作を映像化したのではなく、ホームズの魅力的な部分を抽出して、そのエッセンスを振りかけて更に新しい魅力を引き出したのがシャーロックだよね・・・なんて言うのももう今更な話か。
んもー、なんで放送当時に見なかったんだい、私は。



さて、ドラマ「シャーロック」においてジョンとシャーロックの関係を「ブロマンス」なんて言葉で表現していますが、正典も負けてないよ!って噂をちらほらと耳にします。
へー、そうなんだー、くらいの気持ちで読み進めていたんですが、この文章を読んで「なるほど・・・」と思わずにいられません。

『同居人は私の言葉や熱心な口ぶりが嬉しいようで、顔を赤らめた。
 自分の腕をほめられると弱いということが私にはわかっていた。
 まるで、綺麗だよと褒められた少女のようだ。』

綺麗だと褒められた少女のように顔を赤らめるシャーロック・ホームズ!!
ワトソン先生の例え方がスゴいなあ~。他の言い回しもあるだろうに、こんなふうに言っちゃうんだ、ドクター・ワトソンは・・・!
ワタクシ、コレを読んで「シャーロック」のほうで再現されてしまい、なんだかニヤニヤが止まらない。


アイリーンからのメール&Sherlock SP

From The Woman
I'm not hungry, let's have dinner.
お腹空いてないけど
お食事しましょ

From The Woman
Bored in a hotel. Join me. Let's have dinner.
ホテルで退屈 会いに来て
お食事しましょ

From The Woman
John's blog is HILARIOUS. I think he likes you more than I do. Let's have dinner.
ジョンのブログに大笑い
彼のほうが私よりあなた好きだと思うわ
お食事しましょ

From The Woman
I can see tower bridge and the moon from my room. Work out where I am and  join me.
部屋からタワーブリッジと月が見える
私の居場所を突き止めて会いに来て

From The Woman
I saw you in the street today. You didn't see me.
今日街であなたを見た
あなたは私に気づかなかったけど

From The Woman
You do know that hat actually suits you, don't you ?
あの帽子 自分に似合うこと
知ってるんでしょ?

From The Woman
Oh for God's sake. Let's have dinner.
お願いだからお食事しましょ

From The Woman
I like your funny hat.
あの変な帽子 好き

From The Woman
I'm in Egypt talking to an idiot. Get on a plane, let's have dinner.
エジプトでバカと話してるとこ
飛行機で来てよ お食事しましょ

From The Woman
You looked sexy on Crimewatch.
犯罪捜査番組に出たあなたは
セクシーだった

From The Woman
Even you have got to eat. Let's have dinner.
あなただって食べなきゃ死ぬでしょ
お食事しましょ

From The Woman
BBC1 right now. You'll laugh.
すぐ1チャンネルを見て
笑えるから

From The Woman
I'm thinking of sending you a Christman present.
あなたにクリスマスプレゼントを贈るつもり

From The Woman
Mantelpiece.
暖炉

From The Woman
I'm not dead. Let's have dinner.
生きてるわ お食事しましょ
Happy New Year
新年おめでとう
From The Woman
Goodbye Mr.Holmes
さようならミスター・ホームズ


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

N子と「アイリーンの『女王様』ってQueenじゃなくてなんだっけ」という話になり、二人してどめぇ・・・?どみぃ・・・?と全く出て来そうになかったのでS2E1を見返すことにした。
「“dominatrix”かー。“domination”“dominator”なら知ってるわー」と学生さんは納得。
「でも“SMの女王”なんて会話の中で一生使わないよ!!またどうでもいい単語の知識が増えてしまった!!」←(CabinPressureを聞いてる時にも言う。)

しかし、アイリーンから届いたメールが可愛らしいったらありゃしない。
「パレーズ・エンド」のシルヴィアもそうだけど、美人で賢くて、ゴージャスな女性が垣間見せる可愛らしさに私は弱いらしい。
「Virgin」シャーロック・ホームズに揺さぶりをかけるための一つの手段に過ぎなかったかもしれないけれど、このメールはアイリーンという人物を魅力的にみせる役割を果たしていると思う。

で、もう一つアイリーン絡みの話。
Twitterで「SPホームズの懐中時計についている金貨」がどうの・・・って言うのを見て「?」って思ったんだけど、これ「ボヘミアの醜聞」でアイリーンから貰ったものだった。
今回のヴィクトリアン・ホームズの世界でも、アイリーンに出会っているんだね。
そして、その後のお話になるわけだ。ふーん。

・・・とブログを書いている間に
【2016年2月19日 SHERLOCK/ 忌まわしき花嫁】公開!
てなニュースが流れてた。
でも、チケット発売の情報ページが消えてたり、まだ見切り発車的なものだったのかい?

まあ・・・どっちにしても札幌ではやらないんですよ・・・。
チケットなんて取れないんですよ・・・。
TVでやるまで待つからいいんだ・・・。
いいんだ・・・。

 
あの女からソブリン金貨を貰いました。
記念に懐中時計につけるよ!

『The Graham Norton Show』

『The Graham Norton Show』に出演したベネさん。
相変わらずサービス精神旺盛だな~。CBEなのに。この間のオールさんといい、これといい、嫁に怒られたりしないのか。




同じく『The Graham Norton Show』で、‘penguin’ が言えてない!といじられるベネさん。
これも好き。




ニュートロン・クリーム!


ベネディクト・カンバーバッチという俳優さんを「シャーロック」でしか知らない時にこの「ニュートロン・クリーム」の話を見て、おもしろいな~感じのいい人だな~と思ったんだよな-。
そして自分のファンを「ビッチ」と呼ぶのをひたすら避ける(最後は言っちゃうけど)。なんて真面目でいい人だろう!と。
これからどんどん大物になってもずーっと変わらずいて欲しいものです・・・。

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