- 2024/11/21
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とにかく登場人物が多い。
なのにそれぞれの見せ場がキッチリとあって、どのヒーローも「ついでに出しておきました」って感じがしない。
もう、そこのところだけで「スゴいねえ~・・・」と感心してしまった。
冒頭のブラック・ウィドウが強いのがいい。
ヒーローものの中の女性って情報収集だったり回復系だったり、男性陣と一緒に戦うのは肉体的に無理って思っていた(思わされていた?)し、添え物になりがちなのに、ブラック・ウィドウ強い!見ていて爽快。このシリーズはどの女性もみんな強くていいよね。
子供の頃、ウルトラマンを見ていて「倒れたウルトラマンの下敷きになったビルの中に人はいないのだろうか?」なんて疑問に思ったことはないですか。
目の前の敵を倒さねば大きな被害がでるだろう。
でも戦うことによって、それに巻き込まれる人々もいるわけで。
巻き込まれた人はその怒りをどこへぶつければいいのか。
果たして正義とはなんなのか。ヒーローものにおける大きなテーマですね。
そこに考えが至ると、その後どう収拾つけるの?ってなっちゃうと思うんだけど大丈夫?
今まで頑張ってきたけど犠牲者も多く出て、世間の風当たりも強くなってきた。にっちもさっちの行かなくなる前に国で管理してあげるから、そうしなさいよ。
・・・っていうのが今回の話のベースにあるわけだ。
賛成派の社長だってすっかり納得はしてないんだろうけど、そこは海千山千。「社長」なんて肩書きを20才(だったっけ)から背負ってれば、正攻法でいかない相手がいるのも分かりすぎるほど分かってるだろうねえ。
なんとかしたい、でも身動きが取れなくて、焦りや苛立ちが見えて、「ああ~、わかるよ~わかるよ~社長~大人って大変だよね」って思いました、私。
ペッパーともうまくいってないみたいだし、ちょいワルオヤジだった社長の眉間にシワが!
疲れているのね、社長。
対してキャップの気持ちにも頷かざるを得ない。
大きな組織に管理されたからと言って、それが正しく機能するとは限らない。管理されてしまうことで、守りたいものが守れない。前作「ウィンター・ソルジャー」で大変な目にあってるんだもんね、キャップは。
第1作目では「軍人」キャプテン・アメリカだったのが、2作目、3作目ではだんだんと「ヒーロー」へと変化してきてるってことかな。
世慣れした社長と、まだまだ若い(若いよね?)キャップの対立。
で、そこにもっと若いスパイディの一言。
・・・なんだっけ。
ちょっとよく覚えていないんでですけど・・・なんかこう、「自分には人を救う力があるのに、それを使わないことで誰かが不幸になるのを見るのはイヤだ」みたいな。
今回の暗いストーリーの中で、彼の言葉が一服の清涼剤のように効きましたね(←良く覚えてないくせに)。
ヒーローの基本心得みたいだね。誰かを救いたいっていう。
それだけじゃダメなんだって、今大人達はもがいているんだけど、それでもこの一言に社長は胸を打たれたんじゃないだろうか。
「スパイダーマン」はサム・ライミ版しか興味がなくて「アメージング」は見てないんですが、次の「スパイダーマン」は見ようかな。初々しさ一杯の今回のスパイディはなかなかいいかもしれない。
あー、おもしろかったね!
次は「ソー」とか「スパイダーマン」、今回初出演の「ブラックパンサー」などが予定されています。
そして、「ドクター・ストレンジ」!
ここまで見てきたのはストレンジ先生見るためだから。
今回「シビル・ウォー」が思いの外良かったので、ぜひ先生にも頑張っていただきたい。
ところでストレンジ先生と言えば、前回の「ウィンター・ソルジャー」で『ヒドラの脅威となり得る人物』として名前があがってたの。
この頃はまだただの脳外科医だっただろうから、きっとヒドラに狙われたらひとたまりもなかったのでは。キャップがヒドラの計画を潰してくれたお陰で、私たちは魔法使いのドクターに会うことが出来るのだ。
ありがとう!キャプテン!
それからもう一つ小ネタを。
ヴィジョンのワンダに対する態度に「あら?もしかして」と思ったんですが、原作ではこの2人結婚するんですよ。
そして、ホーク・アイが元彼なんだって。
原作を知ってる人は、ホーク・アイがワンダを迎えにきたシーンでにやっとしたかもしれないね。
小ネタもう一丁!シビル・ウォーじゃなくウィンター・ソルジャーだけど。
HISHE(How It Should Have Ended)のシリーズ大好き。