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The Current War


『The Current War』でエジソンを演じるベネさん。
現在この一枚しか出てきていないようですけど、初めて見た時ちょっとびっくりしました。
若くない!?20代って言っても良くない?コレ。


エジソンに関しては、ほとんどどういう人物か知りません。
「偉人」と呼ばれる一人であり、小学校の図書室にキュリー夫人や野口英世などとともに背表紙が並んでたな・・・程度の認識です。
ベネさんが映画をやることについても、なにしろ『SERLOCK』も『ドクター・ストレンジ』も日本の公開はまだまだ先なのに、次のことを言われてもって感じだったしね。

そんな時にこれを見ました。



こちら集英社から出版されている「変人偏屈列伝」からの一コマです。

言葉のチョイスにジョジョっぽさがあるな・・・と思ったら案の定荒木飛呂彦が原作・構成にかかわっているじゃあないかアーッ!
荒木版のエジソンからは狂気というか、大人げなさというか、そんなものをひしひしと感じますね。

エジソンってこんなにエキセントリックな人だっけ?
これをベネさんがやるんだっけ?
と、ちょっとばかり不安を感じたのでWikipediaを読んでみました。


かなり変人だったね!偉人なのにね!

子供の頃はとにかく知りたがりで好奇心旺盛で、そのせいで事件を起こすことも多く、最終的には担任から「君の頭は腐っている(←ヒドイ!)」と言われ小学校を3か月で退学になります。
かなり扱いづらい子供だったんでしょう。
でもこんなのは天才の子供時代にはよくあるエピソードだし・・・。大丈夫。ふつーふつー。

直流用のシステムを、テスラの交流電流で動かせたら5万ドルあげるよと自ら提案したにも関わらず、実際テスラが成功させるとそれを認めたくないエジソンは「冗談だったし」と踏み倒す。
交流電流は危険であり、それゆえ新しい死刑執行の方法として最適であるということを示すため、野良犬や野良猫・象を使っての公開処刑を開催。

この辺はちょっとヒドイ。
電気椅子の件は映画でもやるだろうか。

幾つかのエピソードから、子供っぽさやプライドの高さを感じました。
仕事を始めると、集中して他のことがすっかり頭から抜け落ちることもあったよう。
うーん、付き合いづらそうな人だな。
平凡な人間は突出する能力がない故にバランスが保たれているが、非凡な才能あふれる人はその才能部分に持っていかれちゃって全体的に見ると「ちょっと変わってる」「アンバランス」になっちゃうんでしょうか。

歌人の石川啄木は「働けど働けど猶わが生活楽にならざり」なんて言ってましたけど、お金が入ったら女遊びに使ってたっていうし、そりゃ楽にならないわー。
エジソンと背表紙を並べていた野口英世も借金をしては踏み倒して平気な顔をしていたようです。
人としてどうなんだ、偉人達よ。

しかし、このように自分の欲求に正直に、子供のように生きられたからこその数々の偉業なのかもしれないとも思います。
ベネさん演じるエジソンの若々しい表情はそのせいだろうか?
嫌な面も納得できる人物として描かれるといいなと思います。



ところでムスメに「ベネさんが今度エジソンやるんだけど、ちょっと性格的に問題あるんだよ」と愚痴ったところ、
「いっつもそんな役じゃん」とバッサリ切られました。

まーねー・・・。









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