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SHERLOCK Season4



『SHRLOCK』終わってしまった。
なんだかもう、見終わった後もの凄く疲れて…。箱に入れられてガランガランと振り回されたような、そんな感じ。何を感じたかを文章にするのにとても時間がかかってしまったなー。
Season5はあるんでしょうか。
とりあえず、今回の4でシャーロックの「ゲーム」に一区切りがついたように思います。
正に、シャーロックがジョンと出会ったことが「ゲームの始まり」だったんだなと最終話を見て思いました。

Every choice you ever made, every path you've ever taken, the man you are today is your memory of Eurus.
今までの選択、選んできた道、お前という人間そのものがお前の持つユーラスの記憶そのものだ。

221Bでのマイクロフトのセリフです。
シャーロックが科学者や哲学者になれる頭脳を持っていたのに探偵になることを選んだのも、冒険を共にする人間を求めたのも、すべてユーラスの存在があったから。
ユーラスの記憶でできたシャーロックは、モリアーティとユーラスの思惑通り、シェリンフォードでマイクロフトを撃ち、マスグレーヴで井戸に落ちたジョンを死なせることとなったに違いありません。
シャーロックはそういう選択をする人間だと二人は考えたから、ああいうゲームを仕掛けたんでしょうし。

でもですね!
シャーロックは成長しているんですよ。ジョンによって。
いやー…ジョンがって言うよりメアリー…かなー…?でもほら!メアリーを選んだのはジョンなわけですからね。

「The Empty Hearse」でシャーロックが死の偽装をしたことに怒り狂ったジョンでしたが、当の本人は「死ぬつもりはなかったし」と今一つその気持ちを理解していなかったように思います。なんとなく「悪いことをしたなー」くらいで。
シャーロックって、世界は「自分」と「それ以外」みたいな感じ方をしていそう。
だから自分の死ってものを軽く考えていたんじゃないでしょうか。世界には自分しかいないわけですから、誰に影響するのか、と。
(これって他のホームズ兄妹も同じような感覚なんじゃないかなー)


しかしメアリーにその命を救われたことで、自分も誰かに必要な人間であると気づかされた。

メアリーの、ジョンの、小さなロージーの、この家族を知っている人たちの、様々な思いが乗っかったのがS4でのシャーロックなわけですよ!
人の悲しさや痛みを知ったシャーロックなんですよ!
そういうシャーロックだからこそ、妹の孤独を理解して手を差し伸べられたのだと思うのです。

なんたってジムモリはメアリー登場の前にいなくなってますから、このシャーロックの変化を予想できなかったんでしょうねえ。

もう一つユーラス・ジムモリの敗因として思うのは、マイクロフトの言うことが間違いだったのではないかということです。
『忌まわしき花嫁』で、カーマイケル邸での張り込み中ワトソンがぐいぐいとホームズに疑問を投げかけるシーン。
アイリーンの写真持ってるだろう?とか君も生身の人間なんだからとか、急にどうしたワトソン君藪から棒に…とちょっと引っかかったところです。

Watson: what made you like this?
Holmes: Oh, Watson Nothing made me. I made me.

何が君をこうしたか?にホームズは「“何か”ではなく、“僕が”僕を作った」と答えてます。
(日本語字幕はどうでしたっけね?でもこういうニュアンスで間違ってないよね?)
ワトソン君の藪から棒発言はこのホームズのセリフ “ I made me.” のためのものだったのではないか?と思うのです。

シャーロックのマインドパレスの始まりは、ユーラスの出した問題に答えを出せず、親友を失った頃に出来上がったんじゃないかと最終話をみて思いました。
記憶に蓋をして表面ではユーラスの記憶によるシャーロックが出来上がり、心の深く奥ではいつかあの問題を解く日を待つ本当のシャーロックがいたのでは。
マインドパレスのホームズのセリフは、それを示唆していたのじゃないでしょうか。

Because it's not the fall that kills you, Sherlock.
Of all people, you should know that, it's not the fall, it's never the fall.
It's the landing!

『忌まわしき花嫁』の中でジムモリが「シャーロックを殺すのは “fall” じゃなくて “landing” だよ!」って言ってましたね。England のアナグラムか?と思ったりしたんですが違ったようで…。
「着陸の仕方がわからない」ユーラスのことだったのかもしれないですね。
シャーロックが問題を解くことができず飛行機が落ちてしまえば、兄に救いを求めていた子供のユーラスは消滅してしまったのではないかと思います。
そして残るのは怪物のユーラスだけ。
シャーロックを殺すのはユーラスだと警告をしていたのかもしれない。


これらのことは、シェリンフォードでユーラスに会った時のシャーロックがあんなにも無防備だった理由にならないでしょうか。
いつものシャーロックだったら、ガラスが嵌っていないのを見逃すわけがない。そんなミス、シャーロックらしくない。
だからそれさえもすべて計算ずくの行動だったのかもしれないと思うのです。無意識の。
マインドパレスのずーっと奥のほうにしまわれた記憶が、シャーロックに無意識のうちに最良の判断を下させていたんじゃないか?と。
それもこれも最後の問題を解くための、「肉を切らせて骨を断つ」みたいなね。

だって、「弱った探偵」は大好き♥だけど、「弱い探偵」は嫌なんだよ!
シャーロックにはいつも超然としていて欲しいんだよー!
きっとシャーロックは「わかってないけど全部わかってた」んだよーーーーーぅ!

Season4はそういう話だったと結論づけたんですけどどうかなー…。
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