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ドクター・ストレンジ



『ドクター・ストレンジ』をみました。

大阪での1回目の鑑賞後、翌日の飛行機が午後遅くであると伝えると友人たちが「もう一回観ようか!」と嬉しいことを言ってくださるのでお言葉に甘えることに。
えー、いいのー?ほんとー?と言いながらかなり顔がにやけていたと思う。
バッチさんについてもかなり好印象を持ってもらった。
ふふふ・・・こうなればこっちのもの。
少しずつ「カンバーバッチ沼」に引きずり込む予定だ。

更に帰ってきてからムスメを誘って観る。
「もう一回観てもいいなー」と、いつもなら “映画は一回観たらいいわ” ってタイプの人が珍しいことをいうので後日(うほほーい!と内心思いつつ)映画館に足を運ぶ。

結局4回。
そうさ!4回も観たさ!財布が軽いよ!
でも満足!!

繰り返し観たい、と思わせるのはやはりあの映像の凄さだろうか。
ストーリーもきっちりとまとまってて、お話の導入部としてわかりやすくて良かったし。
さすがマーベル。

欲を言えばカエシリウスについてもう少し知りたかったなあ・・・と思う。大切な人を失ったという説明があっただけだからね。
でも、そこのところが端折られていても薄っぺらくならないのは、やはりマッツ・ミケルセンの演技力によるんでしょうねえ。
ドクターに拘束された時、自分が何を成そうとしているか切々と訴えながら流す涙には多くの感情が垣間見えて、あのシーンで一気にカエシリウスというキャラクターに肉付けがされたと思う。
自分は「正義」だと信じ、それは見る角度を変えれば確かに「正義」であったし、それが成し遂げられないまま永遠の時の中でさ迷わなければいけないのだから、なんて救いのないことか。
それも、悲しみとか憎しみ、怒りを持ったままでだ。

カエシリウスは完全な悪ではなかったのだから、彼の最後に何かしらの希望を見いだせるような演出也があったらよかったのに。
そうでなければドクターのやったことってただの生殺しではないのかしらねぇ・・・。
考えすぎかしらねぇ・・・。


さて。気を取り直して。
エンシェント・ワン、好きだなー。
冒頭のカエシリウスとの戦闘、本当にカッコいい。度肝を抜かれたと言っても過言ではないよね(ティルダ本人のアクションではなくスタントの人だとは思うけど)。
そして、時折見せる年端もいかない童女のような笑みや、すべてを見通した仏のような眼差し。
あんな人間離れした(褒めてますよ!)透明さを持った女優さんて他にいるだろうか?

ニューヨークのサンクタムでドクターに詰め寄られた時、「次に口にする言葉は慎重に選んだほうがいい(ここちゃんと覚えておこうと毎回思うのにオバサンは忘れてしまうんだよなー!)」みたいなセリフを言うんだけど、ここのドクターの答えで「よっしゃ。あとは任せた」と決心がついたんではなかろうか。


そして、ドクター!ステキ!
(大変な目にはあってますが)ベネさんがこんなふうに明るい雰囲気の役を演じるのは珍しくないだろうか(今後シリーズが続くにつれて、ヒーローのお約束として深く悩み始める可能性は否めないけど)。
ウォンとの会話や、マントちゃんとの関係とか、見ていて本当に楽しかった。
扉が開いて「ころりん」と転がっていくシーン。
絶対自分から転がったよね。コントの転がり方だよね、アレ。
コメディやりなよー!と思うんだけど、また新しいドラマのお仕事で子供を亡くすっていう悲しい役をやるらしい。
なぜ自ら自分を痛めつけるようなことをするのだ。マゾなの?カンバーバッチ。


最後のドゥマムゥとの闘い。
“I've come to bargain !”
先生は何度繰り返したんだろう。
何度「死」を経験したんだろう。



魔法使いって万能なのかと思っていたけど、どうやら違うみたい。
努力が必要だったり、痛みを伴ったりもするようだ。
ドクターと次に会えるのは『ソー/ラグナロク』のようなので、予習として『ソー』の1と2を観たけど、神様も万能じゃなかった。不死でもない。
そういえば「指輪物語」のガンダルフもびゅんびゅん剣を振っていたっけ。
結局、魔法っていうのは「なにかしら不思議な力」を使って、「杖を振ればすべて解決」するチートなものではなくて

「なんだかわからないけど強い(物理的に)」
「腕力にプラスすると更に強い(物理的に)」

というのが正解に近いかもしれない・・・ような気がする。
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大阪行きまあす!

『ドクター・ストレンジ』をみまあす!
109シネマズ大阪エキスポシティで!

関西の
マーベルファンの友人が「こういう映画、一緒に見に行く人がいないんだよね」と言うので
じゃあさあ!一緒に見ちゃう!?ということになりました。
あー!大人で良かった。子供も大きくなってて本当に良かった。
ただただ映画をみてお喋りして帰ってくるだけのバカみたいな日程で旅行ができる自由があって本当に幸せだ。



あー、楽しみ。
映画おもしろいといいなあ。
彼女はキャップとソー推しだけど、ストレンジ先生も気に入ってくれますように。

The Current War


『The Current War』でエジソンを演じるベネさん。
現在この一枚しか出てきていないようですけど、初めて見た時ちょっとびっくりしました。
若くない!?20代って言っても良くない?コレ。


エジソンに関しては、ほとんどどういう人物か知りません。
「偉人」と呼ばれる一人であり、小学校の図書室にキュリー夫人や野口英世などとともに背表紙が並んでたな・・・程度の認識です。
ベネさんが映画をやることについても、なにしろ『SERLOCK』も『ドクター・ストレンジ』も日本の公開はまだまだ先なのに、次のことを言われてもって感じだったしね。

そんな時にこれを見ました。



こちら集英社から出版されている「変人偏屈列伝」からの一コマです。

言葉のチョイスにジョジョっぽさがあるな・・・と思ったら案の定荒木飛呂彦が原作・構成にかかわっているじゃあないかアーッ!
荒木版のエジソンからは狂気というか、大人げなさというか、そんなものをひしひしと感じますね。

エジソンってこんなにエキセントリックな人だっけ?
これをベネさんがやるんだっけ?
と、ちょっとばかり不安を感じたのでWikipediaを読んでみました。


かなり変人だったね!偉人なのにね!

子供の頃はとにかく知りたがりで好奇心旺盛で、そのせいで事件を起こすことも多く、最終的には担任から「君の頭は腐っている(←ヒドイ!)」と言われ小学校を3か月で退学になります。
かなり扱いづらい子供だったんでしょう。
でもこんなのは天才の子供時代にはよくあるエピソードだし・・・。大丈夫。ふつーふつー。

直流用のシステムを、テスラの交流電流で動かせたら5万ドルあげるよと自ら提案したにも関わらず、実際テスラが成功させるとそれを認めたくないエジソンは「冗談だったし」と踏み倒す。
交流電流は危険であり、それゆえ新しい死刑執行の方法として最適であるということを示すため、野良犬や野良猫・象を使っての公開処刑を開催。

この辺はちょっとヒドイ。
電気椅子の件は映画でもやるだろうか。

幾つかのエピソードから、子供っぽさやプライドの高さを感じました。
仕事を始めると、集中して他のことがすっかり頭から抜け落ちることもあったよう。
うーん、付き合いづらそうな人だな。
平凡な人間は突出する能力がない故にバランスが保たれているが、非凡な才能あふれる人はその才能部分に持っていかれちゃって全体的に見ると「ちょっと変わってる」「アンバランス」になっちゃうんでしょうか。

歌人の石川啄木は「働けど働けど猶わが生活楽にならざり」なんて言ってましたけど、お金が入ったら女遊びに使ってたっていうし、そりゃ楽にならないわー。
エジソンと背表紙を並べていた野口英世も借金をしては踏み倒して平気な顔をしていたようです。
人としてどうなんだ、偉人達よ。

しかし、このように自分の欲求に正直に、子供のように生きられたからこその数々の偉業なのかもしれないとも思います。
ベネさん演じるエジソンの若々しい表情はそのせいだろうか?
嫌な面も納得できる人物として描かれるといいなと思います。



ところでムスメに「ベネさんが今度エジソンやるんだけど、ちょっと性格的に問題あるんだよ」と愚痴ったところ、
「いっつもそんな役じゃん」とバッサリ切られました。

まーねー・・・。









終わったんですってー



『SERLOCK』S4が。
日本のファンの方はネタバレを踏まないように神経を尖らせているようですね。
しかし、私は推理小説を後ろから読む女。
ネタバレだらけのTumblrにもガンガン突っ込んでいっています。
画像のみを見て、文章をきっちり読んでいるわけではないので情報としては細切れなのですが、ひとつ言えることは

私の予想なんてまるっきり的外れー!

ってことですね。
あたりまえですが。


今回、正典では出てこなかった事が『シャーロック』では描かれています。
正典を読んだとき、その中に『シャーロック』がチラチラと感じられて興奮したものでしたが、今度は逆に『シャーロック』を見て正典に想いを馳せる。
ああ、だからこのことが描かれることがなかったのかと、ひとつの可能性として。

それからS1E1のシャーロックのセリフは伏線だったのかな。
視聴者の多くはあの時のシャーロックと同じセリフを叫んだのではなかろうか。


全体を通して視聴したわけじゃないですからね!
一部分を見てそう感じただけですからね?
ちゃんと日本語字幕が付いて、最初から最後まで通してみたらまた違ったことを言うかもしれません。
日本での放送はいつになるのでしょう。
2月には字幕が付いたものが最速で見られるそうですけど、テレビでの放送はいつ!?
見えないゴールを目指して走るのはつらい。


ところで、いつまでなのかわかりませんが、Googleのストリートビューで221Bを見ることができますね。
もうね!汚い!!ジャニーンはこの小汚い床をよく裸足で歩いたねえ・・・。
ジャニーンを丸め込むためシャーロックがあの時ばかりは掃除をしたのか、それともあの有名な探偵をGetするためジャニーンにとっては部屋の汚れなど些細な事だったのか。

窓も汚いの!!
あんなに汚かったら外を歩くジョンなんか見えないよ。
スタッグ・ナイトの時にビールを注いだメスシリンダーも汚れていたっけ・・・。うげー。

でもこれからはちゃんと掃除するんだよねえ、きっと。
・・・などとちょっとネタバレ的なことをつぶやいてみたり。


シャーロック・ホームズの凱旋 赤毛同盟(前編)

物凄い力技で『京都』と『シャーロック・ホームズ』が融合している。
こんなことが許されるのか・・・と戸惑いつつも読み進めずにはいられない。そんな感じの作品です。
予告の「ヴィクトリア朝京都」でなんのこっちゃと頭の中が「?」でいっぱいになりましたが、本編を読んで納得がいった・・・いったかな。どうだろう。
第一話は「赤毛連盟(前編)」です。

ワトソンによるホームズの事件記録が掲載されたストランド・マガジンは飛ぶように売れ、その活躍が世に知らしめられるとホームズのもとには次々と事件が舞い込み、まさに毎日が祇園祭りのようであった。
しかし現在、寺町通221Bに居を構えるホームズはスランプの真っただ中である。部屋の中のマントル・ピースにはホームズ復活を祈願してハドソン夫人が片目を塗りつぶした達磨が置かれている。
そんな中、着古して透けたワイシャツに紐ネクタイ、胸ポケットからはペンが覗き、古びたズボンを穿いている、赤毛のどこにでもいそうな京都の商人ふうの男が訪ねてくる。


あらすじを書いてみましたが、おかしいね!?これ。
221B、寺町通にあるんだ・・・。つーつーわんびーてらまちすとりーと。あふたぬーーーーん。
ちなみにストランド・マガジン社は河原町丸太町にあります。

我らがドクター・ワトソンの経歴も書き出してみましょう。
軍医補として第二次アフガニスタン戦でカンダハールへ赴くが、ジェザイル弾で肩を撃ちぬかれ戦地を離脱。
ペシャワルの基地病院でさらに腸チフスに罹患。
その後京都へ戻り、ホームズと出会う。
ストランド・マガジン社での担当編集者は、大学で詭弁論部だった後輩のタマガワさん。


これは今までの『シャーロック・ホームズ』とは違う新しい『シャーロック・ホームズ』なのであろうと思うのですが、事件が起きたことを「祇園祭り」って言われちゃうとどうしても「It's Christmas ! 」を連想してしまうのだけど。
正典のほうでこれにあたる言葉をホームズ氏は言ってるのだろうか?
少しだけ正典を読んだけど、なかったような気がするんですが見落としているかな。
ともかく、この「毎日が祇園祭り」の一文で私の頭の中では、下鴨本通で辻馬車を拾ってストランド・マガジン社へ向かうのはあの “ジョン” だし、長椅子に寝ころびカルピスをストローでちゅうちゅう吸いながら金魚のワトソンが入っている金魚鉢を腹の上に抱えているのはあの “シャーロック” で再生されてしまうのだ。
そして三上氏と森川氏の声で日本語で喋っている。

前編におけるホームズはとにかくダメだ。
「あなたはかつて肉体労働をしておられた。嗅ぎ煙草をたしなまれる。フリーメーソンに所属しておられる。そして中国への渡航歴がる。」と推理を下し「当ったろう?当ったと言え!」と依頼人に強要し、「何が?何が?」と困惑される。
「赤毛連盟」を読まれた方なら分かるでしょうが、この推理は正典のほうでは大当たり!でお見事!な場面なんですよね。
さて後編ではどうなるでしょう。
このホームズは謎を解決しないって予告で書かれていたし・・・ホントどうなるやら。
ずーーーっとスランプのままなのかしらねえ。


S4の放映が近づいてきて、シャーロックとジョンが水浸しの221Bで向かい合って座っている(でも視線はあっていない)なんて動画をみちゃったりで、益々どうにも救いのない展開が待っているとしか思えない『SERLOCK』。
私たちの不安をあおりにあおっている。
もうやめて~・・・。
しかし、S4のそれはそれでもうしょうがないので(撮り終っているし)、ならばS5はいっそのことヴィクトリア朝京都の寺町通221Bから始めちゃえよ・・・と思わないでもないのだ。
この森見氏の「シャーロック・ホームズ」はS1やS2で退屈だー!とバタバタしていた頃のシャーロックとイメージが重なって、嫌いじゃないの。
後編早く読みたい。

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