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SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁 3

4週間のお祭りが終わってしまいました。
もう世間様的には話題にするのは古すぎ?まだ大丈夫?


今回ジョンに怒られ、お兄ちゃんにも怒られ・・・だったオーバードース気味のシャーロックでしたが、あれは自分の意識がコントロール出来るか出来ないかの瀬戸際まで行く必要があったんだろうなと思ってる。そうじゃないと、モリアーティはマイパレの最下層に拘束服でしっかり繋がれているからね。
でも以前にも危なかった時があったようだから、ほどほどにしとき!っておばちゃんは思うよ。カラダ大事にね。お兄ちゃんもハラハラしとるよ?

そして、そんなわやわやになっているシャーロックの意識が
“It helps me if I see myself through his eyes sometimes. I 'm so much cleverer.”
なんて気弱なことを言わせちゃったのかな。普段のシャーロックならこんなこと言わない。よね?

いつもなら言わない、と言えばワトソンの畳み掛けるようなシャーロックへの「衝動」に対する問いかけ。
これも、ジョンらしくないな~とあの場面を見ながら思った。
箍が外れて自由になったモリアーティも、アイリーンを思い起こさせるようなセリフを口にする。
感情だのなんだのは自分にとって邪魔になるだけで必要ないっていうけど、シャーロックの中に存在しない、ってことではないんだろう。
自分の心の中のこととは言え、ずーっと奥深くには自身で把握しきれてないこともあると思う。そういった所がワトソンやモリアーティを通してちらちらと見えたなという感じ。
精密機械に一端砂粒が入り込んだらどうなるか?
シャーロックという人はとんでもなく脆い人間なのではないかと、ザワザワと落ち着かない気持ちになってしまった。
S4・・・大丈夫か。弱い部分をチクチクと攻撃されて、シャーロックはボロボロになってしまうんではないのか。

マインド・パレスのモリアーティはモリアーティなんだけど、やはりシャーロックでもあると思う。
S2E3での “You' re me.” というセリフから、二人の間になにかしらの共通項を見いだしたのだろうけど、その部分が今はモリアーティの顔をしてマインド・パレスの深いところにいるのでは。
元々マインド・パレスは記憶されたデータ保管庫で、味も素っ気もないものだったのだろうけど、ジョンや他の人たちと関わりが出来るうちに、無味乾燥なただのデータにインデックスとして顔を与えたのかなと思う。意識的なのか無意識なのかはわからないけど。
モリアーティであり、シャーロックの「怪物」的な部分であり(それからシャーロックが不必要と考えてるノイズのような「感情」の部分も含まれているかも)なマイパレ内のモリアーティは、今回の映画の中でライヘンバッハの滝に落ちていったけれども、すっかり消えてなくなったわけではないだろう。精神の一部を完全に消すって不可能だと思うんだよね。「人が死ぬ」って言うのとは違う。
今後もでてくることがあってもおかしくないよな~と思う。
でもその時はモリアーティの姿ではなくなっているかもしれないけどね。


わやわやなシャーロックのマインド・パレスでのマイクロフトの奇怪な姿はちょっとかわいそう。なんでそんなにお兄ちゃんにツンケンするのだ、この弟は。
なにかしら二人の間には確執があるようだけど、S4で詳しい話が出るのではないかな~。

マイパレ内でのマイクロフトの役割は、「コントロール」だろうか。それはまた現実世界でも同じと言えるだろう。
しかし今回の映画での、弟に対するマイクロフトを見て、本当ならばシャーロックを正しい方へ導くジョンのようなポジションにいたかったのでは・・・とふと思ってしまった。
それをしないのは(できないのは)、越えられない壁として弟の前に立たなければならないから。生きることに倦んでしまった弟の中の「怪物」が出てこないように。マイクロフトは敢えてそういう役を演じているのかもしれない。


そして、前回書きました “It's landing.” の話。
最終話でマイクロフトが言う「Englandがお前を必要としている」だとか、“M” のサイン入りの手紙を見て出かけるメアリーにハドソンさんが「友達って誰?」と聞くのに「England!」と答えたりだとか、『 The Diogenes club』の文字がパタパタと組み替えられてまるでアナグラムのように(本当は違うけど)『Absolute silence』の文字が浮かび上がったりだとか、“landing” が “Ingland” で = “England” =マイクロフトなのは結構いい線いってるんじゃないのー、と一人悦に入っているのです。ふふふ。

さらに「モリアーティが次に何をするか」の話。
映画内でリコレッティ事件のあと、同じような事件が起こると死んだ花嫁が犯人だというふうになったからねー。
モリアーティの模倣犯が出てくるのか?それこそモリアーティは人々の中で亡霊のような存在となるのかな。

そして、赤ひげ!
シャーロックが「自らこうなった」のも、兄弟仲が(特に弟が)ギスギスしているのも、やはり赤ひげのことが原因だろうなあ。
まるで修学旅行で枕を並べた男子高校生の「お前、アイツのことが好きなんじゃないの」的な会話のあと(←ちがいます)、物音に気づいたシャーロックが “red beard” と呟いているとMistyさんのブログで教えていただきました。
一体、何があったのか。

すべてはS4で・・・なのね!!

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10 Comment

「衝動」

WINTさん

私もジョンの「衝動」についての執拗な問いかけは、ジョンらしくないな、と思いました。でも、本物のジョンじゃなくてシャーロックの心の中のジョンだとしたら納得なんですよね……「ジョンにそういうことを言われたらイヤだな」という気持ちが「言われたらどうしよう(涙)」に転じるネガティヴ思想が生んだ、幻のジョン。私もムダに心配症なところがあるのでそういう気持ちはよく分かりますが、その分、最後にはシャーロックが望む理想のジョンがモリアーティを滝に蹴り落としてくれるので、まあバランスは取れているのかな?

>物音に気づいたシャーロックが “red beard” と呟いている

えええええ、ど、どのシーンでしょうか?!

無題

あの「聞かれたくないことを敢えてグイグイ聞いてくるワトソン」から「いつもの頼れるジョン」への境目はどこなんでしょうね~。
やはり、現実に戻されて、クスリのやり過ぎで死んじゃうぞ!!って怒られたところでしょうか。やっぱりジョンはボクのことを心配してる!って強気になったんですかねえ。

red beard と言っているのは、グイグイワトソンにシャーロックが「自らこうなったんだ」と言ったあとに、物音がして会話が中断したところです。字幕だと全然関係ない「来たか?」とかそんな感じだったと思います。
確認して見てください。

無題

みなさん

私もチョロっと出た「red beard」にはドキッとしました。
その後に何かつながるのかと楽しみにしていたのに出なかったから、
やはり4までのおあずけなんですかね〜
逆に4が楽しみ。

ジョンの出現でどんどんシャーロックのふつうの感情が戻って来るというのはわかるけれども、あんまり本人辛い方に持って行って欲しくないな〜
正直、このスペシャルのようなどん底のシャーロックは辛かったです。
私はやっぱり強がってるシャーロックが好きなので。。。

無題

WINTさん、しましまさん

ありがとうございます! 来月、BSプレミアムで放送される時には絶対チェックしなくっちゃ。

そして、ここまで前フリをしたからには、4には間違いなくred beardのエピソードが出てきそうですね。でも、シャーロックの心にこれほどまでに強く刻まれている犬の一件って何なんでしょう。単なる幸せな思い出でないことだけは確かなので、観たいような観るのが恐ろしいような。

>私はやっぱり強がってるシャーロックが好きなので。。。

私は、強がってるシャーロックに頭突きを食らわすジョンが好きなので、あまり辛いほうに行ってほしくないです。

無題

たしかシャーロック3のモファティス・インタビュー(ポッドキャストで公開してました)では
「シャーロックの犬red beardが死んだ時、シャーロックは『red beardはお空の別の国に行ってるんだよ』とマイクロフトだったか親だったかに言われてそれを信じていた」とだけ言っていたんですよね。
私の邪推ですが、それが大人のウソだと知った時、その別れの悲しみをもう味わいたくなくてシャーロックが他人と親密な関係を作らない主義になったのでしょうかねえ・・・それがハズレだとしても、少年時代のシャーロックはぜひ見たいです。

無題

マイパレで会った時 “put down” と言っているからRedbeardは老衰とかじゃなく人の手で処分されたんだ、と言ってる人がいたので、それだけでも不穏な雰囲気が漂っていてS4が怖いんですよ~・・・。

「Redbeard」だけでなく、「I'm taking Mary home.」をメアリーに聞きとがめられて言い直すジョンとか、セリフのおもしろさが字幕だけでは理解ができないのがツライ。来世ではネイティブの耳が欲しいです。

無題

Wintさん

ああ、そんなことどこかで聞いたような・・・
でもput downは「安楽死させる」だから、大人は犬のことを思ってやったことでも子供だったシャーロックにはそうはとれなかった・・・のかも。

<<「I'm taking Mary home.」
ここの字幕は確かちゃんと訳されていたと思います。
字幕自体は覚えてないけど、「あ、そのまま訳してるな」と思ったことだけ覚えてます^^;
英語耳、ここの台詞くらいだったら聴き取れるようになるはずです。
ヴィクトリア時代のワトソンは現代よりもハキハキ話していたので
聴き取りやすかったです。さあ、ドラマで英語の勉強頑張ろう!
・・・と言いながら、一体何をどう頑張ればいいのやら???
と途方に暮れる私です。

無題

無理矢理周りの大人がRedbeardを死に追いやる必要があった・・・って話だったらイヤだなと思っているんですが、どうなるでしょうか。あんまりシャーロックを追い詰めないで欲しい!

“I'm taking Mary home.”
“What!?”
“Mary is taiking me home. ”
までのまるで夫婦漫才のような流れが字幕だと分かりづらいな~と思ったんですよ。もしくはジョンの「尻に敷かれ具合」といいますか。
しましまさんが途方に暮れているくらいなのに、私の耳は一体どうしたらいいの!?
Re:無題
  • WINT
  • (2016/04/03 23:10)
ところで、違うよな~とは思いつつしましまさんに質問です。
「象山先生」というキャラはシマシマさんが書いた漫画に出て来ましたか?

お祭りはまだまだ続行中

こんばんは。
4週間の映画祭りは終わってしまったけど、テレビ放映が決まったところだし、まだまだお祭り続行中でいいのでは~と思います。今回のお話は特にややこしいから、私もまだ解釈しきれてないことや書ききれてないことがいっぱいな気がします。WINTさんのご指摘通り、ここに出て来るワトソンもモリアーティも、結局は本当の彼らではなくシャーロックの一部なんですよね~本当にややこしい。ライヘンバッハで滝壷に蹴り落とされたモリアーティ、私もあれで存在がスッキリなくなるとは思えなかったんです。シャーロックは葬った(ヒーロー・ワトソンに葬ってもらった?)と思ったのかもしれないけど、やっぱりそれこそ“落ちても死なない”のでは…そして、次に出てくるときはモリアーティの姿ではないかも、というWINTさんのご意見、なるほど~と思いました。もう一つ目から鱗だったのは、マイクロフトが弟の前に立ちはだかる壁をわざと演じているというところ。説得力あります。でも、そうだとしたら、アイスマンのくせに、弟に対してはなんて健気・・・?

赤ひげエピソードは、きっとS4で出ますよね~怖いです。何にしても、まだまだモファティスのシャーロックいじめ(?)は続きそうな気がします。

ですね!

モリアーティの落ち方があまりにもドリフのコントのようで、それまでのおどろおどろしさを思ったら納得いかないですもん!あれで終わりではないはず。ちょっとあっけなさ過ぎじゃないですか?
マイクロフトのことはまたしても考えすぎ・妄想のこじらせすぎかも。でも、今回はあまりにも頼りなげな表情をマイクロフトがするものだから、ちょっと勘ぐっちゃいました。

きっとシリーズの最後の最後までシャーロックはいじめ抜かれるんですね。
ラストはどうするんでしょう。
ジョンと221Bで探偵を続けるエンドなのか、ジョンが221Bを出て行くエンドなのか・・・。それ以外なのか?どうなるでしょうね。

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