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つらつらつれづれ

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SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁

2~3日前から風邪っぽいなあ・・・と思っていたところ、昨日から背中がぞわぞわ。
シャーロックのために休みを取ったのにそりゃないぜ!

・・・ということで、微熱をおして見てきました。
咳もしてないし、ハナミズも出してないから周りの人にはご迷惑をかけていない・・・はず。自分がしんどかっただけ。
今も熱が下がらないけどね。
でも、ちょっと気になったところをまとめておきたいの!


バシン!バシン!と遺体に鞭打つホームズ氏が振り返った時、「イヤ~ん、カッコイーーーー!」と心の中で叫んじゃった。久しぶりのシャーロックだよう!
あと、シャーロックは本当にジョンが好きだなあ!っていうのが印象に残りましたね。当たり前ですね。本編でもイヤと言うほどそれは感じますが、スペシャルでもやっぱりそうでした。

それから赤ひげ。
S4でここら辺の話がやっぱりくるんじゃないだろうか。
シャーロックが今のシャーロックになったきっかけみたいなの。




映画を見る前にTumblrでこの画像の字幕が付いてないバージョンを見たんだけど、奥にいるのは誰だろうと思っていたらマイキーお兄ちゃんぽい?字幕なしだと、ホームズ家の3人目の兄弟かしら・・・なんて予想もしてたんだけどね。薬物依存に苦しむ弟を心配するマイキーお兄ちゃんかな?シャーロックが20才そこそこらしいから、髪が生えていてもおかしくないしね・・・。
以前、S4についてはだらだら~っと書きましたが(あれは的外れな予想かもしれないけど)、シャーロックの過去話はありそうだなと、改めて映画を見て思いました。


それから、これが今回一番気になってること!
一回しかみてないから違うかもしれない。でも書いちゃうけど。

映画の前にネタバレを読んじゃって、今回のシャーロックはビクトリアンではなく、彼のマインドパレス内の話だ、っていうのは知ってた。
でもさー、これさー、それだけじゃなくて、ちょっとSF要素入ってない?

シャーロックとホームズは別次元とか別の時代とかの、それぞれ違う人物なんだよ。
でも、マインドパレスでは繋がってるの。
なぜそう思ったかというと、ビクトリアンのホームズが現代のシャーロックのマインドパレスの人物だとしたら、ワトソンの戦場での様子とか、スタンフォードとの出会いとか、ホームズ氏との出会いとか、その辺の状況説明いるか?って思ったの。
モチロン、今回のシャーロックはビクトリアンですよ~って散々宣伝していたから、視聴者を騙すためには必要なんだろうけど。それを言っちゃあ身も蓋もない。
でも、最後のホームズとワトソンの会話もそういう設定だとしたら辻褄があうかなあ、と。

現代のシャーロックと、ビクトリアンなホームズと、それぞれの「現実との境界線が曖昧なマインドパレス」内のシャーロックとホームズ。
そして更に深く潜った「現実の世界とはハッキリ区別がつくマインドパレス」内のシャーロックとホームズ。
で、パレス内ではシャーロックもホームズも意識は融合しちゃってるの。融合したまんま、シャーロックのマイパレとビクトリアン・ホームズのマイパレを行き来してるんじゃないのかなあ。行き来しながらそれぞれの謎を解く鍵を探すって言うのが今回の話の一つの側面としてあるんじゃないのか。

まるっとビクトリアンの世界がシャーロックのマインドパレスであり、別個の世界でもあり、と。
なんたって「スペシャル」ですし、そんなお遊びがあったっていいじゃないか!と思ったんですがどうでしょうかねえ。
近々また見に行きますけど、「いや~全然違ったわ」と感想が変わるかもしれないですが。
今、熱がありますし。タダの妄想かもしれません。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

2.20

ビクトリアンの世界がシャーロックのマインドパレス内の話だとしたら、逆にシャーロックの世界がビクトリアン・ホームズのマインドパレス内の話って言うのもアリかなあ。
ビクトリアンがなんだか最初からバタバタして「間」がないな~って感じて、なのにきっちりワトソンの戦場から話が始まってるから、時間が足りなさそうなのになんで?って思ったんだよ。
「シャーロック」を見てない人でも「シャーロック・ホームズ」は知っているだろうし、2人がすでに知り合いのところから初めても全然問題なかったと思うんだけど。(まあ、でも観客・視聴者としては「ここんとこ“シャーロック”の第一話でも見た!」とワクワクしちゃうわけですが。)
時間が押せ押せになっても、2人の出会いから始めたことには意味があるのかもしれないと思いました。
「シャーロック」ではなく、ここから始まるのは「シャーロック・ホームズ」だよ、という意味を込めて。

だから今回の話は
①ビクトリアン・ホームズの世界はシャーロックのマインドパレス
②シャーロックの世界はビクトリアン・ホームズのマインドパレス
③シャーロックとホームズは別の人間。マインドパレスは共有。
というふうに捉えられるようにモファット氏が創ったよ、ということでまとめていいかなー。
スペシャルだ-!お祭りだ-!ってね。
「少し」「不思議」でもいいんじゃない?って。

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ブラック・スキャンダル

ジョニー・デップって若かりし頃は「ナイーブな青年」って風情だったのに、年とともに凄みがでてきて最近はちょっと怖い。
そんなジョニデが演じたジェームズ・バルジャ-、やっぱり怖いよ!目が怖いんだってば!
監督のスコット・クーパーとの話し合いの中でバルジャーの役作りが行われたそうだけど、バルジャーを知る人は「もっと気さくな人間にみえた。あんなに怖くない。」って言ってたっていうんだから、ジョニデ気合い入りすぎじゃない?
神経質そうで、物静かで、でもその静かさが却って不気味。

映画の始めのほうで、「あら!いつアルカトラズから帰ってきたの?」って愛想良くバルジャーに声をかける顔見知りのおばあちゃんにちょっと笑ってしまった。けど、これまた怖い話だ。日本の一市民の感覚としてはあり得なーいって感じ。だってあの「アルカトラズ」だよ!?おばあちゃん、サラッと凄いこと言ったね-。
ここらへんの話を理解するには、アイルランド人の気質だとか、ずーっと遡ってアイルランドからのアメリカへの移民が当時どんなものだったかってところから始めていかないとダメだねえ。映画のストーリーの理解も深まるだろうし。
でも、すごく大変そうなので詳しくは調べませんケド・・・。

移民と言えば、日本でもブラジルへ渡った人が大勢いて、やはりその待遇は過酷だったが、マフィアがどうの・・・って話を聞いたことがないのは日本人の性格のせいなのか、それとも住んだ地域によっての差なのか。これも調べ始めたらとんでもなく時間がかかりそうなのでやめとこう・・・。


バルジャーの幼なじみでFBIのジョン・コノリー役ジョエル・エドガートンがよかった。コノリーのほうにもっとウェイトを置いても良かったのではと思うくらい。
いっそコノリー、主役でいいんじゃない?

映画の中では触れられていないが、FBIの初代長官ジョン・エドガー・フーバーが、イタリア系マフィアを押さえつけることなく見逃していたことで組織が力をつけていったこと。フーバーの死後汚名返上とばかりにFBIがマフィア壊滅に躍起になっていたこと。
まるで彼のための舞台が設えられたよう。
イタリア系マフィアに対抗できる力を持ったジェームズ・“ホワイティ”・バルジャーとの交渉が可能なコノリーは“チャンスだ”と思ったことだろう。
毒をもって毒を制す。でも、結局その毒に犯されて破滅してしまうんだけど。
男の野心、つかみかけた成功、じわじわと泥に足を取られていつしか身動きができなっていく焦燥感。エドガートンの演技が、コノリーの背中にじっとりと浮かぶ汗さえも感じさせる。
この人、地味でジャガイモ顔だけどいいよね。

バルジャーが犯罪界を牛耳っていたっていうけど、FBIが見逃すことで勢力が拡大していったように思えるし、コノリーの存在がなかったらここまで大物と言われる程ではなかったのでは。
やっぱり、コノリーが主役の話にしたほうがおもしろかったんじゃないのかね~。これ。




ハイ!バッチさん登場でーす!
得意満面で行進してます。まー、かわいいこと。アラフォーなのに。
絶対この金の棒、くるくる回したに違いないね。

今回はジェームズ・バルジャーの弟、ウィリアム・バルジャーを演じています。大物政治家です。
 "Jimmy's business is Jimmy's business..." とコノリーに向かって言うシーン。ここの表情がいい。親愛の笑顔ではなく、拒絶の笑顔。ああ、政治家の顔だねえ!コレが見たいが為に今回映画館に足を運んだと言っても過言ではないです。

今回のストーリーではあまり出番がなかったけど、やはりこの人が州の政界を仕切っていたことで、バルジャーに手が出しづらかったという事実があるようだし、全く無関係とは思えない。映画の中では優しげな笑顔を見せていますが、バッチ氏演じるウィリアムには何か得体の知れないものが感じられる。
愛想が良くてにこやかだけど、腹の底が見えないのね。
兄は犯罪者、弟は政治家。どこからこの兄弟の生き方が分かれてきたのか、これも調べてみたら映画がおもしろくなりそうだけど、・・・今度ねー、時間があったらねー。だって大変そうだし。



ところで以前、あまりの行いの良さにこの人は「聖人」にでもなっちゃうんではないか!?と心配しましたが、実はそれと同時にその行いの良さ故に
Prime Minister of the United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland
Benedict Timothy Carlton Cumberbatch
(長いなっ!)
になってしまうのではないのか!?とも思っていたのです。時期的には20年後ってところか。
今回の映画を見ていて、その堂に入った政治家振りに、本当にいずれ政界入りしてしまうんじゃないかしらとちょっと心配。

Hamlet 感想

改めまして「ハムレット」の感想です。

字幕バンザイ!何を言っているかちゃんと分かるよ!
最初のインタビュー、どんな「ハムレット」にしたかったとか、どう演技をするかとか、そういうことが語られていてとても良かった。
自分の現在の年齢的に、若者であるハムレットを演じるのはどうか?と思ったりもしたらしいけど、そんな心配すること全くなしだ。近くに座っていた男子2人組が、カンバーバッチ凄いね 発散するエネルギー量が全然違うよね って話をしていて、そうだねそうだねと心の中でうなずいてしまったもの。

字幕がついてセリフが分かると、想像以上にハムレットの内面が激しいものだと感じた。なんだかね、「ナウシカ」の王蟲を連想してしまった。怒りで我を忘れて、周りを巻き込んで破壊していくの。もちろん、彼の中にあるのは怒りだけじゃなく、悲しみ、憎しみ、焦り・・・いろいろな感情が交じり合ってもっと複雑ではあるんだけど。
周りを欺くため狂気を纏いつつも、その内面に秘めた激しさを隠しきれずにあふれ出させてしてしまうところが、彼の脆さとか危うさなんだろうねえ。
あー、ベネレットって若いなあ。

そんなハムレットに巻き込まれて破滅した人物といえばこの2人。
ローゼンクランツとギルデンスターン。この人たち、酷い目に遭いすぎじゃない?

ローゼンクランツのセリフ “My lord, you once did love me.”、ここでは “I hate you.”っていうアナキンに対して “I loved you.” って返すオビ・ワンを思い出しちゃった。暗黒面に落ちたベネレット・・・。

毎回損な役回りだなーくらいにしか感じなかったけど(wikiで「無能で小悪党」って解説されてた!・・・)、今回のローゼンクランツとギルデンスターンはなんとも憎めない感じの配役・演技なもんだから、彼らが辿る運命が過酷すぎやしないかい?って思ってしまったんだよね。王に命令されてハムレットの動向を探りには行くけれども(そこには権力者に取り入って「あわよくば」みたいな野心的なものもあったかもしれないけど)、それだけじゃなくこの2人には純粋に友人を案じる気持ちも見て取れたから。
そして友人ではあるものの、なにやら胸に一物ありそうなハムレットのせいで、王が倒れたら国が立ちゆかなくなる。ならばいっそ・・・と思うのも、国民の一人として(苦渋の選択ではあっただろうが)納得がいくというもの。
この2人がなんで死ななきゃならないのさー!

いつもはそれほど重要に思えない2人だけど、今回はハムレットの古い友人として、その関係が壊れていく過程の中で、ハムレットの孤独を強調する役どころとして機能しているなと思いました。ベネレット版のローゼンクランツとギルデンスターン、好きだ!

そしてオフィーリア。
彼女もまたハムレットに振り回された1人だよね。
ポローニアスの所へ行って、ハムレットが自分の部屋に来てその様子が恐ろしかったと報告するシーン、戯曲とセリフが変わっているかな?と思ったけど、前半がカットされているだけで後半は元のままだった(と思う)。
“He took me by the wrist and held me hard;~” と、ハムレットの様子を語るセリフ。この内容が、今回の舞台では兵隊の衣装を着せてたりして2人がなにやらやっているのを指しているんだろう。
そしてその後、オフィーリアのもとにやって来た時のハムレットの表情がもうね!
オフィーリアへの愛情が溢れんばかりの笑顔でねえ・・・。凄く可愛かったんだよ~、ベネレット。ここはぜひ正面から撮影して欲しかった~。
こんなにも「オフィーリアが好きだ-!」って顔に出しちゃうハムレット、今までにいた?

前回見た時に思ったんだけど、孤立無援で復讐という重責を果たさなければならない立場に置かれた時、心から愛する女性を心の支えとしたいという思いがハムレットの内なる欲求としてあったんじゃないの?あくまで心の中でってことでね。言葉に出したっていうんじゃなく。
そこら辺のハムレットの葛藤が、オフィーリアの “He took me by the wrist and held me hard;~”
のセリフにあるハムレットの行動の理由ではないかと。
そんなふうな思いがあったのなら、いきなりオフィーリアから手紙だのなんだのを突き返されて拒絶されて・・・で、訳が分からなくなったんじゃない?つい、言葉も荒く、彼女を非難してしまったんじゃない?
こんなところにもハムレットの若さ、青臭さを感じました。

この時、オフィーリアが一生懸命何かを書こうとしているんだけど、ここのところが分からなかった。後から「自分の本当の気持ちを書いてハムレットに見せようとしたんだ」というのをどなたかの感想にあるのを読んで「ああ!なるほど」ってやっと気づいた。
そうだよね~。だって近くでオヤジ達が聞き耳を立てているんだもんね。
父親には逆らえないし余計なことは言えないし、でもハムレットには自分の気持ちを伝えたいし。愛している人たちの間で板挟みになってしまったんだね、オフィーリアは。
愛しているならそこら辺もうちょっと分かってやれよー!ハムレット。


今回の「ハムレット」、いつも喉の奥に小骨が引っかかったみたいな違和感があるところが、気持ちよくスパーン!とカットされてて「あ、そこなくてもいいの?切っちゃうの?」みたいな驚きはあったものの、すっきりしていて好き。
ハムレットが悩み葛藤し、時に嵐のように荒れ狂ったりする中で、ベネさんの(アラフォーなのに)初々しさとか瑞々しさが感じられる演技と演出とで、やっぱり毎回「ああっ、納得いかない!」って思うところが今回は気にならず、これまたすっきりとして良かった。
ハムレットとオフィーリアが愛してあっているのが分かるのもいいよね。私的にはここのところスゴく大事。

今回の「ハムレット」、ベネさんがインタビューで「新しい観客を劇場に呼ぶチャンス」だと語っていた。
全くもって私のことです。
ベネレットがなければ、シェイクスピアもハムレットも、手を出そうとは思わなかったよ!

本当なら、この物語を造りあげてる歴史的背景だとか、シェイクスピアの思想だとか、その辺も理解しつつ鑑賞したほうがもっと深い意味で楽しめるんだろうけど、なにしろ「初シェイクスピア」なものですから、まずは無理せず「おもしろかったね!」って言えたってことで満足かな。

そして、「舞台俳優 ベネディクト・カンバーバッチ」いいよね!
映画やドラマで見るのと何が違うんだろう?そこのところ、ハッキリとした理由は分からないままだけども、なにやら魅力的に見えるんです。
いつか「生」で舞台見てみたいね~。

でも、舞台には「字幕」がないんだよね~・・・。
悩ましいね~・・・。

Hamlet 感想・・・の前に

なんたって正味3時間越えですし、字幕はないですし、一回限りの鑑賞ですしそれはそれは想像の翼が広がりまくりだったわけで。
なので、前回の先行上映会鑑賞後、私の記憶は曖昧になり、知らず知らずのうちにねつ造・改変されていたのです・・・。

字幕付きで「ハムレット」を観てきました。
観ているうちに3度「あれ?」と違和感。
「尼寺へ行け!」と言ったハムレットが奥へ引っ込んだ後、もう一回戻ってきてセリフ言わなかったっけ?
ガートルードが毒を飲むのってこんなにザワザワしてた時だっけ?もっと前じゃなかったっけ?
フォーティンブラス、最後に出てくるんだっけ?
もしかして所々映像が差し替えられてる?

・・・などと疑いましたが、全くそんなことありませんでした。
タダの勘違い。
他の「ハムレット」と混ざっちゃったらしい。

だってねー?3時間以上もあるしねー?前回は一回だけしか見てないしね-?
しょうがないよね-?・・・ねー?


城に招かれた役者が演じるのを見て、自分の不甲斐なさを感じて「俺を悪党と呼ぶのは誰だ」というセリフを言う時、スクリーンの向こうからこちらに問いかけるようにベネレットがカメラを見据える・・・んだけど、なんだか自分の記憶が当てにならないわーな感じなので、本当にそうだったのかちょっと自信がない。
たまたまカメラがベネレットの正面を捉えてカメラ目線のようになったのか、それとも演出として意図してやったことなのか分からないけど、かなりどっきりとした瞬間だったんだけどねー。

こっち見たよね-?
それともこれも勘違いかなー?
気になってしょうがないんだけど!

今回はメモ帳持ち込んで鑑賞したかった。途中で忘れちゃうから。
そして鉛筆の先っちょをペロリとなめてから書き始めるの、ベネレットのように。

2泊3日ベネレットの旅

2泊3日で、「ハムレット」見に行きます。
3回分チケット買っちゃった~。贅沢贅沢。でも折角遠出するんだからじっくり見たいし。

札幌で上映してくれればもっと気楽に楽しめるのにねえ。

では行ってきます。

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